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薯童謠(ソドンヨ)7話のあらすじとネタバレ感想

薯童謠(ソドンヨ)7話 サテッキルの正体

薯童謠(ソドンヨ)

あらすじ

薯童謠(ソドンヨ)を子供たちの間で流行らせたのはソンファ姫でした。初恋のソドン(薯童)を探すために噂を流したのでした。真平王はソンファを清仁寺に行くよう命じました。ある意味自由になったソンファは花郎の修行をしてソドンを探したいと侍女にいいました。

ソンファは子供の頃にチャンと来た洞窟に行きました。そこの茶碗の中にチャンへの手紙を隠しました。外に出たソンファは真平王に捕まり僧侶に殺す以外のことは何してもよいのでソンファを寺に閉じ込めろと命令しました。

洞窟に来たチャンはソンファの手紙を見つけました。ソンファは清仁寺(チョンインサ)に来てと書いていました。

サテッキルの正体はなんとチャンの兄を殺した役人、新羅の高官キム・サフムでした。サテッキルは技術を盗むために太学舎に入学していたのでした。サテッキルの正体は本物の花郎なのでした。正体が見抜かれないかと心配する父キム・サフム。サテッキルのほんとうの名前はキム・ドハムと言いました。サテッキルは風月主(プウォルシュ)に任命された花郎なのでした。キム・ドハムは自らの意志で太学舎で技術を盗むことを志願し、ソンファ姫と結婚させてくださいと少年のころに真平王に言いました。

宿屋でソンファとチャンは出会いましたがお互いかつての初恋の人だとは気が付きませんでした。法師は半月に一度だけ寺にくればよいから、あとは好きなようにしなさい、護衛の武士は姫から50歩離れるようにと言いました。自由になった姫は思い出の洞窟に行きました。洞窟の茶碗の中にはチャンの手紙が入っていました。「もうすべて忘れて自分の道をすすみます。探さないでください。」と。

雲精寺でサテッキルは何かを待っていました。サテッキルとチャンが帰ったら阿佐大使から手紙がきたと知らせが届きました。阿佐大使は倭国の聖徳太子と親しくなり技術と文化を伝えたといいました。倭国から強い剣を作ってくれと2日後に倭国に行く阿佐大使は太学舎に依頼しました。成功しなければ交易相手を百済から変えて阿佐大使の立場が悪くなるという内容でした。折れない刀を作る技術のない太学舎は焦りました。

チャンはキツツキが柔らかい肉で衝撃を吸収することを発見し、刀の刃には硬い鉄を、峰には柔らかい鉄を使うことでそれが可能になるのではないかと言いました。モンナス博士の許可を得て試しに刀をつくってみたところ、うまくいきました。

ソンファは貧しい子供たちに長芋を施しながらチャンの行方を探します。

感想

なんと優等生のサテッキルの正体は花郎の風月主だったのです!しかもチャンの恋敵です。これは命を懸けた恋になりそうな予感。そしてよくわかりませんが、阿佐大使からの手紙がなぜ隠れ住む太学舎に届いたのでしょう(笑)太学舎の人たちは少なくとも百済との往来があるようですね。

技術者としてのひらめきと才能を発揮するチャン王子。王子を探すソンファ姫。だいたいの物語の構図は固まってきましたね。「チョン・ドジョン」や「大王世宗」みたいに論理的に破たんしていないので、ストーリーの続きが気になります。

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